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田澤由利登壇|上智大学 秋季講座「企業のグローバル人材とリーダーシップ」授業

2021年12月14日、上智大学 秋季講座「企業のグローバル人材とリーダーシップ」の授業において弊社代表の田澤が母校で講義を行いました。(※)

講師が実演を交えて、「テレワークで実現する、日本型リーダーシップ」をテーマに講義しました。
コロナ禍でオンライン授業が続き、学習面での不安、友人と会えない…と学生の立場ではデメリットも少なくなかった状況でしたが、オンラインだからと「できない」「しかたない」とあきらめたら、働き方も学び方も元に戻ってしまい進化しない。オンラインでもできる工夫をしていこう、という講師のメッセージを、次世代リーダー達はしっかり受け止めてくれたようです。

学生たちが感じたテレワークとリーダーシップ

・今回は、会議やビジネスに参加するすべての人に対して、働き方の可能性を広げてくれるような授業だったと思います。リーダーとなる人が、そんな環境を活用して柔軟な考え方がもっと広まっていけば良いなと思いました。
・仕事の方法は一つではないことが分かったから。最後にファシリテーターの方がお話ししていたように、ハワイなどの遠いところに引っ越したとしても、オンラインで仕事を続けることができる。会社を初めとする、リーダーが働き方を多様にすることで、様々な場所から多くの多彩な人材が集まる可能性が増えると考えた。
・本講義の中で、最も印象に残っているのは、テレワークの定義である「ICTを活用し、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」ということです。これも国による定義であり、ここで言う「有効」と「柔軟」を注目しながら、リーダーシップを発揮してテレワークへの移行もこれから新たなスタイルだと思います。

リアルとオンラインを活用したハイブリッド型授業の反応は?

・遠隔授業でも遠隔のデメリットを感じさせない、まさに「テレワーク」の良さを体現されているような授業でした。冒頭部分の自己紹介動画をオンデマンドではなく、リアルタイムな相互型配信でも用いていたところが面白かったです。効率化のための柔軟性を突き詰めるとテレワークへと行きつくのではと思いました。まだテレワークを経験した事がない立場でも、テレワークの魅力が新しい働き方として伝わってきました。
・”授業冒頭の自己紹介は衝撃的だった。
対面で、リアルタイムで説明されるよりも圧倒的に分かりやすく、視聴している人が惹き込まれる内容だった。
・楽しかったです。途中で対面でもいらして、驚きました。飽きのない授業でした。
zoomや動画は、有効に活用していこうと、前向きな気持ちになった。”

今年は「テレワーク」という言葉を知らない人はいませんでしたが、2019年の講義では「テレワークという言葉も意味も知らない」学生が半数以上でした。また、テレワークがきできる会社で働きたいと思う学生は9割を超えており、柔軟な働き方を求める若者の声はいよいよ大きくなってきそうです。

日本の将来を担う若い人たちには、この講義を通じて「リアル」の良さを認識しつつ、そのときそのときでベストな働き方ができるよう、フェアなテレワークを目指していってほしいと思います。

※ソフィア経済人倶楽部と上智大学との産学共同教育の一環として取り組まれている産学連携講座です

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